知ったきっかけは……。
「楽器隊が動物の着ぐるみ着てて、女子高生がデスボしてて三角形の公式歌ってるバンド知らない?」
去年のいつだったか、妻にいきなり聞かれたのがきっかけだった。
調べてみるけどそんなバンドは見つからず、数日後に妻が見つけたのがこちら。
たしかに言ってた通りだけど、そんなバンド知らなかった。
他にも曲を聴いてみると、歌詞はふざけてるように聴こえるけど、演奏はしっかりしているし、何より人間二人のビジュアルがとてつもなく良いし、歌が上手い。
聴いてるうちに思ったのが、『これ、ライヴ絶対楽しいな』という事だった。
ヘドバン、拳、クラップ。
ジャンルに囚われない楽曲の幅、やってることは完全にヴィジュアル系。
個人的『ヴィジュアル系』の定義
『ヴィジュアル系』って音楽のジャンルではない。
ロックを基調にメタルもパンクも歌謡曲っぽいメロディアスな曲も全然ある。
色々なメイクや衣装によってコンセプトを作って、曲以外でも表現するのがヴィジュアル系だと思っていて。
まぁ、独特のヘドバンパート→歌メロ→ヘドバンパートっていうような構成は他のジャンルには無いけど、それこそヴィジュアル系の自由なところ。
メタルバンドをやりながら、いきなりメロコアみたいな曲を出したらファンは理解できないと思う。
けど、ヴィジュアル系ならそれも出来る。
ちなみに、東京メルヘン倶楽部のメロコアっぽい曲。
【公式映像】「human & animals」- 東京メルヘン倶楽部
メロコア畑の人からすれば違うって言うかもしれないけど、僕もV系畑出身なので、メロコアのイメージっていうだけなのでご容赦を。
東京メルヘン倶楽部のメタルっぽい曲
この楽曲の振り幅、やってることは完全にV系畑だし、演奏とビジュアルのレベルから考えたら、もっとそっちのイベントに突っ込んでいったらいいと思う。
本題に入ろう。
そんな東京メルヘン倶楽部が2枚目のアルバム『NIMAIME』をリリースして、ツアーをやることに。
福岡も入っているじゃないか。
とはいえ、妻は人が多いところが無理ということもあり、乗り気ではない。
僕もライヴに行くまではなぁ……と思いながら、なんとなくアルバムを聴いているうちに、いや、行ったら絶対楽しいよなぁ……でも楽しいだけのライヴはなんか違うんだよなぁ……。
と思っているうちに、ライブ三日日前。
チケットもまだまだあるって言うしなぁ……絶対楽しいよなぁ……を延々と繰り返しているうちに、なんとなくノリで妻と行くことに。

キャパ180の会場(ネット調べ)に対して、チケ番は40と41。大丈夫か!?
ガラガラなのでは?と思いつつ、物販では少しでも活動の足しになるようにCDを購入。
せっかくだからお渡し会も参加しよう。
Tシャツも購入しよう(ライブ中はそのバンドのTシャツ着るのが鉄板)と思って。購入しようとするも、在庫が無い。
いや、物販先行で買いに来て3人目だが?
でもなんか話を通してもらって展示していたやつを売ってもらえることに。
洗濯に出して実物の画像は出せないのでこういうやつ。
着てみると意外と普通に着れるデザイン。
真っ黒コーデなので、グリーンと手のイラストがアクセントになっていい感じ。
そして、整列開始。
あれ?40人よりはるかに多い。
スタッフ「Aチケットお持ちのお客様~」
????Aチケット?
よく見ると、確かに自分のチケットにBとは書いてある。
なるほど、AブロックがあってBブロックの40番目なわけだ。
全然チケット売れてるじゃん!!
初めて行く会場だったので中の様子は分からなかったけど、入ってみたらステージがめちゃめちゃ近い。客席狭い。
自分がやってたとこよりも小さい。
ライヴスタート
ちなみに東京メルヘン倶楽部はライヴではなくお遊戯会という。
聖飢魔Ⅱでいうとミサみたいなもの。
早速新アルバムのSEからスタート。
まぁそうだよね。
登場する動物さんたち。やや圧がある。
そしてピアノ・ボーカルのしずりん登場。
映像で見るまま、まさにそのままが飛び出してきた感じ。
細っ、可愛い、凄っ……。
そして、ミラ様登場。
黒い羽を纏った衣装でカッコいい。
そしてやっぱり映像で見るまま。
凄……。
1曲目は知るきっかけになった『トライアングル』。
演奏が始まるやいなや、しずりんの指示で中断。
声が小さいとのこと。
えぇ、全力で行かせていきますとも。
楽曲の順番なんて覚えてないのでレポらしいレポにはならないので期待しないで欲しい。
しずりんはとにかくにこにこしながらピアノ弾いてるし、ヘドバンしつつ、くるっと回ったり踊ってたりで見どころ満載。
ミラ様も歌いながらしずりんに絡みに行ったり、客席への目線とか、いちいちカッコいい。
個人的にツボだったのが、マイクをくるって回して持ち帰るのがかっこよかった。
普通に握る持ち方から、ワイングラスみたいに下から持つような感じ。
マジでV系畑に勝負しにいってくれ。
なにより、2人ともステージ慣れしている感じがとんでもない。。
調べたら、しずりんは元アイドルグループで色々情報は出てくるけど……ミラ様は今までいったいどこにいたの?っていう。
なによりも、動物さんたちの演奏が上手いからその2人の上手さも引き立つというね、これは生で見れて良かった。
MCも基本はしずりんが回していく感じ。
初回MCでは、
ミラ様「明太子よりも赤く染め上げる為に舞い降りた堕天使」
と自らを紹介すると、しずりんはミラちゃんは厨二病という設定でやっているということを説明。
動物さんたちをサンリオキャラクターの名前で紹介して、ハーモニーランドがやって来ました!と九州ネタを織り交ぜながらのトーク(他のところはピューロランドでやっているとのこと)。
楽しいMCからの楽曲のかっこよさの緩急が素晴らしい。
しずりん「福オカってね、福が付いてるからラッキーだしハッピーだし、福オカでラッキーヒルだよ!」(うろ覚え)
ミラ様「う、うん……」みたいな頷き。
客席、誰も言わなかったけど、
福岡であって、福丘じゃないのよ……。
ラッキーヒルではないのよ……。
天然なのかしらないけど、可愛いからいい。
順番前後するけど、動物さんたちがキャナルシティに行くという事で、一時退場。
キャナルシティに行くのは建前で……とすぐにしずりんはバラす。
ワンマンライヴの尺だと、着ぐるみが暑くて限界が来るとミラ様も説明。
要するに、楽器隊の水分補給タイム。
たしかに、飲めないのはキツイ。帰って来てからの後半戦は本編終わりまで水分補給無しだったし。
厨二病にしても、そういう着ぐるみ事情にしても、なんでもネタにしてしまうのも強みなのかもしれないね。
あとは、東京から飛行機でやって来た時、以外にもしずりんが離着陸で怖がってスタッフにしがみついていたことをミラ様が暴露。
人の理にかなっていないからと、説明するしずりん。
仕返しするように、ミラは写真集の撮影で行ったお化け屋敷でビビっていたこと指摘すると、おばけじゃなく大きな音にビビるだけと反論。
ドラムのサウンドチェックでスネアの音ですらびっくりすると言う。
ここら辺の流れが曖昧だけど、いきなり叫びだしたりするからお化けより怖いと、しずりんをバケモン認定。
お化けより怖いと言われたことで嬉しそうだった。
この辺のやり取り、しずりんがお姉さん感(個人的に)あってちょっと新鮮だった。
動物さんたちや厨二病のような肩書が欲しかったというしずりんの肩書はバケットモンスター・縮めてバケモンに決定。
そんなバケモンしずりんが、デスボパートの為に前に出てくるときの圧が良い。
音源だと喉痛めそうなシャウトしてるから心配になるけど、ライヴで聴いたら音源より上手いし、そういうシャウトなんだろうなっていう。
デスボパートがひたすら続く『畳』とかは、とにかくかっこよかった。
アルバム『NIMAIME』を引っ提げたライヴも、同アルバムの曲は全部披露して、アンコールも含めて最後の曲になるころには終って欲しくないなぁと思い始める始末。
めちゃめちゃ楽しい。
なんの心配もせずに見れるからね。
声が小さいからって切れてステージから掃けたりもしないし(それもそれでしょうがない)、演者の体調面に全く不安(これもしょうがない)なこともなく。
手放しで楽しめるのもいいなぁと。
不満ではないけどね、上に書いたことは。

で、終演後はお渡し会。
首痛い、声がかすかす。そんな状態で何話そう。
というか、何話したらいいの?
お渡し会とか初めてなんだけど。
順番が来る。さっきまでステージにいた2人が目の前。
楽しかったことは伝えられたし、初めてだったことも言えたし、また来てくださいとも言えた。
すると、しずりんが「いいTシャツ着てますね~」と、物販のTシャツを言ってくれた。
最後の1枚だったことを言うと、「ラッキーヒルだ!」と2人で言ってた。
ヒルじゃないんだよなぁとい思いつつ、時間制限前に自分から離れるという馬鹿なことをしてしまう。
次があればもっとちゃんとお話ししよう。
次……。
次!!
えぇ、また行きますとも。
とにかく、楽しかったので、未体験の人は行ってみるといいよ!!
ミラ様、しずりん、動物さんたち、そしてスタッフさん、福『丘』まで来てくれてありがとうございました!!
これを書きながら首が痛いです!!笑


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