この続き。
運命の出会い
まぁ、SNSやこのブログでも何度か話題に出しているけど。
雑誌に『ヴィジュアル系最後の切り札』というキャッチコピーと共に載っていたバンドがいた。
Dir en grey
大層なコピー付けてんなぁ……くらいの気持ちだった。
少年のようなボーカル、ド派手なメンバーのビジュアル。大体1人はん?てなるようなメンバーがいるはずなのに、このバンドにはいない……。
そこで興味を惹かれる。何よりも、このボーカルのビジュアルがとても好みだった。
パンキッシュでメイクも毒々しさがあって、今でも変わらないけど同時期に出た雑誌でメイクが全然違ってたりして、そのどれもがかっこよかった。
そんな流れで曲を聴いてみることにして、とりあえずメジャーデビューの3曲を借りて来た。
基本、歌詞を先に読んでから聞くのだけれど、『残-ZAN-』の歌詩は意味が分からなくて曲の予想も出来なかった。
なので、残から聴いてみることに。
CDコンポに入れて再生ボタンを押す。
キュル……とCDが回った音がした次の瞬間、聞こえてきたのは不穏な吐息。
一瞬でヤバいと思って停止した。
興奮というか、これもいまだに覚えているんだけど、ものすごく悪いことをするような気分だった。
世界が隠そうとしている悪いものに触れるような、知ってしまったら戻れないとわかる感覚。『危険』なのは本能的に感じていた。
それでも、意を決して再び再生ボタンを押した。
この動画のコメント欄にもあったけど、ダークウェブで見つけたようなって言われてて、それ!って感じ。
この頃はとにかく『人には褒められなければいけない』『はみだしてはいけない』という考えがしみついていたけど……ねぇ?笑
このギターのリフもドラムとベースの重低音(当時比)も、何よりもこの叫びが僕を覆っていた世界を粉々に壊してくれた。
曲を聴き終えた時、放心状態で凄く爽やかな空の下にいる気分だった。
世界はこんなに広いんだ。そう思わせてくれたDirは、TVでこの曲を披露した。
こんなことをしても許されるんだ。そう、僕の世界はどんどん拡張していく。何をしてもいいんだ。
そして、僕に自由を教えてくれたように変化し続けるビジュアルと音楽性。それは27年経った今でも惹き付けられて止まない。
その頃はV系ブームだからみんな聴いていたけど、ブームが去って、それでもDirを聴いていた僕は気持ち悪いと言われて高校の時にクラスで孤立したことがあった。
じゃあ、またはみださないように好きでもない音楽を好きと言うのか、同じようにDirを気持ち悪いと切り捨てるのか。
迷うまでもなく、僕は高校のクラスメイト達を切り捨てた。
日頃どんなに非難されようとも、ライヴ会場に行けばDirファンがいる。交流は無いけど、だから僕の中では『バンギャ』は特別な存在である。
それからムックやギルガメッシュと言ったバンドや、黒夢にSADSに色々聴くし、鈴木あみやモー娘。も聴いた。
けど、ここまでハマるのはDirだけだった。
それから約20年
2020年くらい?ネットのニュース記事で見た『4s4ki』の名前。写真で気になって、youtubeですぐ見てみた(時代の流れを感じるね)。
4s4ki – 35.5(Official Music Video)
めちゃくちゃ可愛いんだが!?こんな人いたのか!
20年ぶりのドはまり。
まぁ間にEGOISTとかReoNaとかアニソンも経由したけど、戻って来た感じだねぇ。
それと、もう1つ忘れてはいけないのが『東京メルヘン倶楽部』。
ただただ楽しいライヴって中島卓偉さんとか、T.M.R(高校生の時にベストアルバムのツアーで参戦)くらいだと思う。
でも、やっぱり感情の起伏が無いと物足りないというか、堕ちるとこまで堕ちるみたいな場面も欲しくて。
でも、メルヘン倶楽部はただただ楽しいというか、歌物無いからひたすら暴れ倒す感じで良かった。
これからも……。
煙草ですら飽きて禁煙できる人間なのに、音楽は30年近く飽きない趣味だし、むしろV系という枠を取っ払って聴けるようになっているので、これからも面白い人がいたら追っていくんだろう。
重大発表
この記事を以て、このブログの『1st GIG』を終了となる。
次回からは『2nd GIG』として、新展開を迎える。
理由はもっと面白いことや、本来自分がやりたいことをやるため。
テイストが変わるから、驚くかもしれないけど、まぁ、大して読者もいないし好き放題やるなら今だろうと。
それでは。

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