マイクラが得意な次男を見て、「自由が得意な人もいるんだ」と思った話

次男(小学1年生)は、
Nintendo Switchでマイクラをやるのが得意だ。

もちろん最初は、
操作方法も分からず、
何をしていいかも分からず、
イライラしながらやっていた。

でも、始めてから1年ほど経った今は違う。

とんでもないスピードでブロックを並べ、
独創的な家を作っている。

それがただの箱じゃなくて、
「実際に住めそうな内装」だったりするから驚く。


「大人になったら一級建築士になる」

そんなある日、
次男がぽつりとこう言った。

「大人になったら、一級建築士になる」

正直、びっくりした。

別に教えたわけでもないし、
誘導した覚えもない。

ただ、
自分で考えて、
自分で作ってきただけだ。

勿論、凄い家を作ってることは家族も驚いたし、褒めたりもしたのが効果あったのかもしれないけど。


僕は、自由が苦手だった

それを見ていて、
ふと思った。

自分が子どもの頃、
もしマイクラを渡されていたら
どうだっただろう。

たぶん、楽しくなかったと思う。

「自由にやっていいよ」
と言われると、
何をしていいか分からなくなるタイプだった。


ゴールがある方が安心する

RPGのように、

  • 目的があって
  • ゴールがあって
  • 次に何をすればいいか分かる

そういうゲームは好きだった。

でも、

  • 正解が無い
  • ゴールも無い
  • 好きにしていい

そういう世界は、
今でも少し苦手かもしれない。

どうぶつの森とかも、妻はスマホでやっていたけど、何して良いか分からないゲームにはやっぱり魅力を感じない。


長男は、僕に似ている気がする

長男を見ていると、
そこは少し自分に似ている気がする。

自由度が高いものより、
「これをやればいい」と決まっている方が安心する。

それは良い悪いの話じゃない。

ただ、
向き不向きの違いだと思っている。

ただ、長男は僕と違って運動神経がとてつもなく良いので、それぞれ長所があって良かったなと思う。


自由が得意な人も、ゴールが必要な人もいる

次男を見ていて思うのは、

  • 自由を楽しめる人もいる
  • ゴールが無いと動けない人もいる

ということ。

どちらが上とか、
どちらが正解とかではない。

ただ、
得意な形が違うだけ。


親として思ったこと

子どもを見ていて、
何かを教えようと思ったわけじゃない。

親として何かを教えたわけじゃない。

ただ、
「この子はこういう世界が得意なんだな」
と知れたのが、少し嬉しかった。

無理に型に当てはめなくていいし、
自分と同じじゃなくてもいい。

そう思えただけで、
十分だった。


まとめ

  • マイクラが得意=才能、ではない
  • 自由を楽しめる性質があるだけ
  • ゴールが必要な人も、同じくらい普通

子どもを見て、
自分のことを知る。

そんな瞬間があってもいい。

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