めんどくさがりな人ほど、実は物事が続く理由

「自分、めんどくさがりなんだよな」

そう思っている人は多いと思う。
そして大抵の場合、それは短所として扱われる。

でも正直に言うと、
めんどくさがりは、悪い性格じゃない。

むしろ、
使い方次第ではかなり強い。


子どもの頃から、めんどくさがりだった

夏休みの宿題は、
最後の数日で一気にやるタイプだった。

終わらないこともあった。笑

数日で終わるんだから、来年は最初の数日で終わらせようと決意するも、冬休みの宿題も同じ結果を迎えるし、勿論翌年の夏休みも同じ。

世間的も当時は自分でも、
「めんどくさがり=ダメ」
だと思っていた。

でも治せない。

目の前の『楽』を選んでしまうから。


大人になって気づいたこと

大人になって分かったのは、
後回しにした方が、結局めんどくさいという事実。

  • やらない → 気になる
  • 気になる → ストレス
  • ストレス → 余計に動けない

このループが一番しんどい。


めんどくさがりは「最短ルート」を探す

めんどくさがりな人は、
無意識にこう考えている。

  • どうすれば楽か
  • どうすれば考えなくていいか
  • どうすれば続けなくて済むか

これって実は、
最適化思考

僕はかなりの直感型なので、答えをまず探す。

多くの人は過程があって、答えに辿り着くのかもしれないけど、僕はまず答えが出る。

それから、なぜそこに至ったかを考える。

今でも覚えているのは、小学1年生の時の算数の時間。

問題の文章から、何算で計算するかを考えなければいけない問題で、僕はすぐに挙手しました。

先生「これは何算でしょうか?」

僕「今引き算の授業しているので引き算です」

先生「そういうことじゃなくてね……」

というやり取り。

先生の苦笑いが今でも忘れられない。


めんどくさがりだから禁煙できた

その頃、世間的にも喫煙エリアが減り始めて、煙草を吸うにも喫煙所を探さなくてはいけないけど、なかなか無い。

そうなると探すのがめんどくさくなってくる。

もちろん家では自由に吸える。

でも、タバコを吸っていた頃、
ある時ふと思った。

「たばこ吸うのがめんどくさい」

じゃあもう煙草辞めようとなるわけです。笑

  • 買いに行く
  • 火をつける
  • 匂いが残る
  • 加えて、ジッポなのでオイルを入れたりしなきゃいけない。

全部めんどくさい。

結果、
意志の力じゃなく、めんどくささで禁煙できた。

まぁ、それに加えて、頑張って仕事してもらったお金が灰になって消えてるって思ったら辞めようと思えた。

今は、火もオイルも要らない Dr.stick を使っている。

別に健康意識が高いわけじゃない。
ただ、準備も手入れも要らないから。

タバコを完全に断つというより、
「めんどくさい方から自然に離れた」だけ。

こういう形の方が、
自分には合っていた。


続いている習慣は、全部ラクなもの

今も続いていることは、
どれも共通点がある。

  • 考えなくていい
  • 判断しなくていい
  • 頑張らなくていい

逆に、
「気合」「根性」「意識高め」は
全部続かなかった。


めんどくさがりは直さなくていい

世の中はよく言う。

  • 習慣化が大事
  • 継続が力
  • 毎日コツコツ

でも、
めんどくさがりにそれを求めると詰む。

だからやるべきは逆。

頑張らなくても続く形に変えること。


めんどくさがりは、仕組みと相性がいい

  • 定期便
  • ルーティン
  • ワンアクション

めんどくさがりは、
仕組み化が完成した瞬間に最強になる。

だから今も、
何かを始める時は「どう頑張るか」じゃなく、
「どう楽に続けるか」から考えている。


まとめ めんどくさがりは才能だ

  • めんどくさがり=怠けではない
  • 無駄を嫌う性格
  • 最短ルートを探す思考

直す必要はない。
使えばいい。


最後に

頑張れない自分を責めるより、
頑張らなくていい形を作る方が早い。

めんどくさがりは、
生き方を間違えなければ、
ちゃんと強い。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です